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RI[アール・アイ]
Radio Isotopeの略。ボーリング孔内や地表面付近で人口放射線を放射し、ある距離をおいてそれを測定することにより密度や水分量を測定する。

AE[アコースティック・エミッション]
個体材料が変形破壊する際に、弾性ひずみエネルギーの一部が音となって放出される現象。

圧縮指数
圧密試験で得られるe-logp曲線において、圧密降伏応力以上の直線部分の傾斜を表す指数。圧密沈下量を求める際に使用される。

アッターベルグ限界
コンシステンシー限界

圧密
静的な荷重を受けて土の体積が減少し密度が増すこと。飽和粘土においては、荷重を受けることにより過剰間隙水圧が発生し、間隙水を徐々に排出しながら体積が減少する。

圧密係数
圧密進行の速さを表す定数。

圧密降伏応力
粘土の圧密過程において、弾性的(可逆的)な挙動を示す過圧密域から塑性的(非可逆的)な挙動を示す正規圧密域に移行する境界点の応力。

圧密沈下
時間依存性の沈下で、圧密により地盤が沈下する現象。

圧密度
圧密の進行の過程を表す係数。

安息角
砂や礫など粘着力のない土を締め固めずに軽く盛り上げたとき、斜面が安定を保ち得る最大の傾斜角。理論上、緩詰めの砂や礫の低拘束圧下での内部摩擦角と一致。

安定数
斜面の安定性や土留め工での掘削時の周辺地盤の平衡状態を示す。

安定図表
単純斜面における安全率を簡潔に求めるために用いられる図表。

e-logp曲線[イーログピー〜]
土の圧縮性を表す曲線。横軸に対数目盛で圧密圧力を表し、縦軸にそのときの間隙比の関係を表した曲線で、土の圧縮試験結果を整理する一つの方法として用いられる。

アメダス観測所
気温、雨量、日照、風向、風速の5要素が観測され1時間ごとに電話線で収集される。積雪地域では積雪深も観測される。観測所は20〜30km間隔で全国に約1,300カ所。

RBV[アール・ビー・ブイ]
Return Beam Vidiconの略。ランドサット1〜3号機に搭載された高解像度のテレビカメラ。得られる画像には補正が必要であり、4号以降には採用されていない。

アリタード
視準線の方向を図面に作図する、平板測量で使用される器具。

アースアンカー
定着対象地盤が砂層、礫層、ローム層、土丹層などであるもの。岩盤に定着するロックアンカーとは区別する。

アースドリル工法
表層ケーシングと安定液により孔壁を保持しながら回転パケットで地盤を削孔し、地上で組んだ鉄骨かごを建て込んだ後、コンクリートを打設して杭を築造する工法。場所打ち杭工法の一つ。

アーチ作用
土中の一部が変形するとき、その部分を通じ伝達されていた応力が周辺にアーチ状に伝達される現象のこと。

RC杭[アールシー〜]
工場生産の既製鉄骨コンクリート杭。

アイソレーター
振動物体と上部物体との間に入れ、振動力を吸収する役目を果たすもの。

アイランド工法
山留め壁が自立できる範囲において、内側にのりを残して中央部を先行掘削した後、床付け可能な躯体構築を行い、次に躯体と山留め壁の間に切ばりを架設しながらのり部分の掘削と躯体の構築を行う工法。躯体の平面寸法に比べ掘削深度が浅い場合に適している。

アンカー
地盤中にPC鋼棒、PC鋼線、ストランドなどの引張材を打設し、これを緊張することにより構造物からの荷重を地盤に伝える構造体。

暗渠
地表の残留水、または浅層の地下水を除くために地下に埋設された排水施設のこと。

アンダーピニング
既設構造物の支持力不足、既設構造物の近隣または直下での地下構造物の建設、既設構造物の移動など、以上のようなケースにおいて既設構造物に対し基礎を新設、改築、増強する工事のこと。

安定解析法
地盤の安定性を解析する手法のこと。土構造物の設計や地すべり、山崩れなどの対策、安全性の確保のために活用される。

安定処理工
土を化学的に安定処理する工法のこと。

ICE約款[アイ・シー・イー〜]
英国土木技術者協会が1945年に初版を刊行した標準工事契約条例集。

斡旋
建設工事に関する紛争処理方法のひとつ。紛争の当事者に協議の機会を与え、斡旋委員が仲介に入る。

粗利益
請負金額から工事原価を差し引いたもの。

安全費
工事施工において安全確保のためにあてられる費用。安全標識、安全施設、安全管理、安全用品などが費用に含まれる。

RPM[アール・ピー・エム]
Round Per Minute の略。1分間の回転数を意味する。1秒間の回転数はRPS[アール・ピー・エス]だが、一般的にはHz[ヘルツ]で表す。

アクティビティ
目的を達成するための諸活動のこと。ネットワーク手法においては、個々に時間見積の可能な作業を意味する。

アロー・ダイヤグラム
工程管理手法のひとつ。PERTにおける日程計画の手順図。

暗振動
目的とする振動と同時に、他の原因によって生じた振動がある場合の後者を指す。

安全衛生協議会
複数の下請業者が混在する作業において労働災害を防止するために、元請が設置・運営する協議組織。

安全衛生責任者
元請、下請の労働者が50人以上作業するとき、統括安全衛生責任者との連絡・調整などの業務を行う下請の責任者。

暗騒音
目的とする騒音と同時に、他の原因よって生じた騒音がある場合の後者を指す。

アースオーガー
場所打ちコンクリート杭やPCパイルなどの工事で、地中の穿孔に使用する機械。シャフトで吊り下げたスクリューの刃先が回転して穴を掘る。

アールを付ける
丸みをつけること。円の半径を表す記号「r」に由来。

相吊り
2台のクレーンで重量物を吊り上げること。同一規格のクレーンを使用することが望ましい。「共吊り」とも。

相番
1.作業をともにする仲間、相棒。 2.異なる職種の作業者が共同で作業すること、またはその場合の相手方。 3.2交替制で作業する場合の相手方の作業グループ。

アイランプ
反射鏡を内部に備えた電球。仮設用の投光器や写真撮影時の照明などに用いる。

アウトリガー
トラッククレーンなどで、吊り荷による転倒を防ぐための支えとして、車体から腕のようにはね出す部分。

空き
1.平行な鉄筋の表面間距離の最小値。純間隔。 2.製作誤差や施工誤差を吸収するため設けるすき間。「逃げ」とも。 3.部材を繰り返しセットする場合の部材間の間隔。

上げ越し
1.型枠などを組むとき、打設されるコンクリートの重量による型枠のたわみなどを見込み、あらかじめ型枠を上げめに組み立てること。そり。キャンバー。 2.トンネルエ事で勾配が足りなくなるのを考慮して切羽を少し高めに掘り進めること。 3.沈下を考慮して少し高めに盛土すること。

麻心(あさしん)
ワイヤーロープの中心にある心に繊維を使用したもの。軟らかいので玉掛け用によく用いられる。

足場
工事用に組み立てる仮設の作業床、作業員通路などのこと。

足場板
仮設通路や作業床に用いる板。長さ4m、幅24cm程度のもの。

遊び
1.接合部などに緩みがある状態。 2.間隔にゆとりをもたせた状態。 3.職人が仕事にあぶれること。

アタッチメント
クローラークレーンや油圧バックホーに取り付けるバケットやブレーカー。

当り
1.じゃまな出っ張り。後に続く作業に支障となる突出部分を除去することを「当りを取る」「当りとり」などという。 2.モルタルの仕上げ面の定規になるように、あらかじめ部分的に塗ったモルタル。

あばた
ジャンカ

アバット
橋梁の両端にあり、上部工からの荷重や背面からの土圧を支持する下部構造物。「アバットメント」の略。「橋台」とも。

アバットメント
アバット

歩み板
仮設用の通路や作業床に架け渡す道板のこと。足場板と同じ意味で用いることもある。

アレスター
雷などによって電力系統に生じる衝撃的異常電圧を瞬時に放電し、機器の絶縁破壊を防止する華軍。「避雷器」とも。

 

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