を

 ----------【土木用語(ね)】---------- 建設用語(ね)はこちら

練り返し
自然状態の粘性土に大きな変形を与え、その構造を乱すことをいう。

粘性係数
粘性流体の運動において、その速度が一様でないときに生じるせん断変形と、流体内部に生じる摩擦力との比で、流体によって決まる定数のこと。

粘性土
粘性土、有機質土、火山灰質粘性土などを一括して扱う際に用い、75μm以下の細粒分が50%以上で、塑性ひもができ、乾燥強さが高い。

粘着力
土のせん断強さ(τ=c+σtanφ)のうち、鉛直応力に関係のない成分定数のこと。この値は排水条件によって異なる。

粘土鉱物
カオリン、イライト、スメクタイト、ヒル石群など、粘土の主体を構成する鉱物のこと。イオン交換性に富む、加水による粘性の発生、加熱による脱水などの特徴をもち、窯業原料や試錐泥に広く利用されている。

粘板岩
主として圧力による低温変成作用を受け緻密化した泥岩や頁岩が硬くなったもの。硯や砥石、屋根瓦などに利用される。千枚岩は粘板岩の変成がさらに進んだもの。

粘性
運動している流体に速度勾配が存在する際に、速度を一様にしようとする接線応力の働きをいう。実在の流体は粘性を有するので壁面付着を起こし、壁面をすべることはない。

根入れ
1.杭、基礎、擁壁などの地中に埋設した部分のこと。
2.地表面から地中埋設物までの貫入深さのこと。

ネガティブフリクション
軟らかい地盤に支持杭を打設することにより、杭周辺が地盤沈下するときに、杭に対し下向きに作用する摩擦力のこと。

練り積み
石を積み重ねた擁壁の中で、積石の間隙を充てんする胴込めコンクリートを施工したもの。

ネットワーク手法
作業の順序関係を的確に表示し、日程計算、資源配分などにより合理的・効率的な管理を行うもの。

根固め
堤防、護岸工事で、波のためにのり先が壊れたり、基礎が移動したりしないよう重量のある岩石やコンクリート異形ブロックなどで防護すること。

根搦み
足場の建地や柱、支柱などの下部を横に連結して根元を固めるための水平部材。

根切り
基礎や地下構造物を造るために、地盤面下の土砂、岩盤を掘削すること。「床掘り」とも。

猫足場
猫車を使用してコンクリート打設や土砂運搬を行うとき、猫車が通る仮設足場のこと。

猫車
土砂やコンクリートなどの小運搬に使う手押し車。「カート」「猫」ともいう。

 

 ページ上に戻る