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クイックサンド
浸透水圧が増加し、上向き浸透流が土粒子を押し上げて噴出することにより、地盤の支持力を消失させる現象。

杭の極限支持力
杭が地盤によって支えることのできる最大の荷重。

杭の許容支持力
構造物の安全を確保できる範囲における、杭に作用する最大の荷重。地盤が支えることのできる許容支持力と杭材の耐荷重、上部構造物の機能、構造特性を損な わない範囲の沈下量から決まる耐荷重のうちの最小値。通常の杭はコンクリート、鋼力の高い鉄などでできているため、許容支持力は地盤により決まる。

杭の水平支持力
杭が支持できる水平方向の力のこと。鉛直杭における算定法として、杭が弾性地盤に埋め込まれていると仮定する弾性法、地盤の塑性崩壊形式を仮定する塑性法がある。現場では施工した杭の水平載荷試験を行い決定している。

クローン土圧
剛な擁壁に対し、剛体と考えられる裏込め土がある平面すべり面に沿ってくさび状に抜け出すときに、擁壁に作用する圧力のこと。

楔破壊(くさびはかい)
岩盤内の断層、節理など不連続面に沿って岩体がくさび状にすべる破壊形態のこと。

屈折波法
人口震源により弾性波を発生させ、表層に伝播する直接波、または下方の加速度境界で屈折して伝播する屈折波を利用し地下構造を知る、弾性波探査方法の一種。

グライ層
主として第一鉄による青〜緑灰色の土層のことで、地下水位が高く、酸素不足の還元状態で生成する。

グライ土壌
青灰色、緑灰色をした厚いグライ層を有する土壌。地下水位の高い地帯に分布。

グリーンタフ
新第三紀初期の火山活動により、日本に広く堆積した地層の呼称。北海道西南部から東北、北陸から山陰にかけての裏日本など広範囲にわたり分布している。

黒ぼく
腐食性の強い粘性土のこと。火山成と非火山成とに分けられ、前者は全国の火山灰土地帯に粘性土化した火山灰を母材として草原下に、後者は本州中部の洪積台地上で草原下に分布している。

群速度
波高等しく、波長と波速が非常に近い2つの余弦波が重なり合ったとき、ある瞬間、包絡する曲線も余弦波となり、このような包絡線の速度のことをいう。

群発地震
前震・本震・余震といった区別がつきづらい一連の地震活動。特に本震と呼べる顕著な地震を伴わず、回数が非常に多いのが特徴。

空洞現象
>>キャビテーション

グローバルポジショニングシステム
米国で開発された人工衛星から送られてくる電波により、地上の位置を3次元的に求める測量技術のこと。高精度だが後処理を要する干渉測位、精度はよくないがリアルタイムに位置が求められる単独測位の2種類がある。

杭頭(くいあたま)
>>杭頭(くいとう)

杭打ち基礎
>>杭基礎

杭打ち試験
杭を地盤に打ち込み、施工性の良・否を確認するための試験。打込みエネルギー時の貫入量を測定し、杭の許容支持力、設計耐力、杭長さなどを求める。

杭頭(くいがしら)
>>杭頭(くいとう)

杭基礎
基礎工として用いた基礎。杭打ち基礎とも。

杭頭(くいとう)
杭の上端部のこと。打込み杭の場合は打ち込むほうの端部をいう。杭あたま、杭がしらとも呼ぶ。

杭伏せ
杭の施工する位置を示したもの。

杭間浚い(くいまざらい)
杭打ち後、杭と杭との間や周辺地盤の盛り上がった土を平滑にすること。

杭割り
杭の打つ箇所を現場で決めること。

空気ケーソン
>>ニューマチックケーソン

掘削置換工
地盤の軟弱部分を掘削し、良質土に置き換える工法。

グラベルドレーン工法
地盤の液状化現象を防止するための地盤良質工法のこと。地震時に発生する過剰間隙水圧を速やかに排水する。

群杭効果
杭の間隔がある限界内になると、一つの群として働き支持力や変形の性状が単杭の場合と異なってくるような現象のこと。

クオリティ・コントロール
>>品質管理

クラッシュ・コスト
クラッシュ・タイムにおける作業に要する費用。「特急費用」とも。

クラッシュ・タイム
費用をかけても作業時間の短縮には限度があり、その限界の作業時間を示す、ネットワーク工程管理手法の用語。「特急時間」とも。

クリティカル・パス
PERT手法において、余裕日数のない作業を結んだ一連の経路。開始から終了までの経路の中で最長のもの。

杭打ち機
コンクリート杭や鋼管杭を地中に打ち込む大型機械。

杭抜き機
打ち込まれたシートパイルなどを引き抜くための機械。

空気レンチ
>>インパクトレンチ

くくり
>>ハッカー

鎖鋸
>>チェーンソー

櫛形
桟木、厚板などでリブ状に補強した型枠。曲面型枠などに使用。「まるがた」とも。

組み払し
>>掛け払い

グラウトポンプ
モルタル、薬液などのグラウトを地中に注入するために圧送する機械。

グラウトミキサー
モルタル、薬液などのグラウトを混練するかくはん器(ミキサー)のこと。

クラックスケール
コンクリートのひびわれ(クラック)の幅を観測する計測器。

クラム
クラムセルバケットのこと。土工事用掘削機の一種。ブームで吊ったバケットを口の開いた状態で落下させ、それを閉じて土砂をつかみ取る。「ガット」とも。

倉渡し
>>置き場渡し

グランドホッパー
生コン車などからコンクリートを一時的に受け取り、バケットなどに供給する鋼製容器。カート打ちの際に使用。

クランプ
単管パイプを用いた鋼管足場の組立てなどに使用する結合金物。固定クランプや自在クランプなどがある。

クリップ
>>ワイヤークリップ

クローバー
>>バール

クローラー
ブルドーザー、トラクターなどの走行装置の一種。「キャタピラー」とも。上・下部ローラーにより固定され、起動輪,誘導輪により走行。

鍬入れ
地鎮祭、起工
式で行う儀式の一つ。盛り上げた砂に施工業者の代表がくわを入れる。地鎮祭などそのものをいうこともある。

 

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