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パーカッションボーリング
ワイヤーで吊したバブルビットを孔底で70cm程度上下運動させ、その衝撃力で孔底を掘削、かくはんさせて土砂をバブルビットに入れ回収するという作業を繰り返し行うことにより、所定の深さまで掘進する工法のこと。

背斜
正確には凸面の内部に、より古い層があるしゅう曲構造と定義されるが、通常は上方に凸の構造を背斜とすることが多い。地質図では、背斜構造の頂部を結んだ線を背斜軸として示してある。

灰土
風化火山砕屑岩の俗称で、熊本県に分布する火砕流堆積物の一種。垂直に切土することが可能だが、乱した場合は極端に軟化してしまう。

ハイドロリックフラクチャリング
岩盤、土中に、水圧によって亀裂が生じることをいう。

挟み層
>>シーム

バルキング
乾燥砂に加水し混合すると、見かけの粘着力や毛管力によって、土粒子の移動が妨げられ間隙が大きくなり、乾燥状態より体積が増加する現象。

ハロイサイト
カオリン蛇紋石族の粘土鉱物。白、淡緑、淡紅色を呈し土状を示す。鉄を含むと褐色となる。金属鉱脈、硫黄鉱床の母岩の変質鉱物、火山灰の風化生成物(関東ローム)として産する。不純物を含んだものをカオリンという。

反射波法
地表から波動を発生させ地下からの反射波を観測することによって地質状況を調査するという、地質調査法の一つ。比較的短い側線で深部の探査が可能。

盤膨れ
軟らかい粘性土を掘削する際、掘削の外側における土の重量によって、掘削底面の土が押し上げられ、外側の地盤が沈下する現象をいう。ヒービング、膨れ上がりともいう。

ハーディ・クロス法
管網計算を行う一般的な方法。

パイピング現象
土中の動水勾配が大きくなるにしたがい、土粒子がパイプ状の水みちに沿って移動し始める現象のこと。

パスカルの原理
流体において、満たされた密閉容器内にある一点の圧力をPだけ増加させると、容器内圧力は一様にPだけ増加するという原理のこと。

バッキンガムのπ定理
次元解析法の一種で、現象を規定する物理量を組み合わせた無次元量の関数関係を求める方法。

反射スペクトル
媒質から異なる媒質の境界面に、波動や粒子が入射するときに進行方向を変え元の媒質に戻ることを反射といい、特にスペクトルが反射する現象のことをいう。

反射プリズム
>>ターゲット

反射率
物体に入射するエネルギーに対する、反射されるエネルギーの割合のこと。

バーチカルドレーン
軟弱な粘性土地盤上に盛土をする際、過剰間隙水圧の消散(圧密)に要する時間を短縮する方法。事前に地盤中に排水材を鉛直方向に多数打設し、水平方向の排水距離を短くすることによって実現する。

バイブロハンマー
起振機によって発生させた上下運動を利用し、杭や矢板の打ち込み、引き抜きを行う杭打ち機。

バイブロフローテーション工法
緩い砂地盤を締め固める振動締固め工法。

パイルキャップ
既製杭の打込みにおいて、ハンマーと杭軸を一致させるとともに、打撃力を均等に伝達させるために杭頭に設けるキャップ。

パイルネット工法
軟弱地盤に打設した杭の頭部を鉄筋で網状に連結し、その上にジオテキスタイルを敷設して、盛土荷重を杭と地盤で支持する工法のこと。

梯子胴木
軟弱地盤上に管路を敷設する際の管の基礎。松丸太を管軸方向に2本、その上に直交して枕木を1.5〜2m間隔に置く。

場所打ち杭
削孔した地盤に鉄筋を挿入し、コンクリートを打設することにより現場で造成する杭のこと。場所打ちコンクリート杭ともいう。

曝気乾燥
レーキドーザーやディスクハローなどで土をかき起こし、天日や空気でその含水比を低下させること。

パックドレーン
サンドドレーン工法の砂柱を合成繊維の袋の中に造成し、砂柱の切断および断面の欠損を防ぐために行うサンドドレーンの改良工法。

バーチャート
縦軸に作業項目や工種、横軸に時間をとり、各作業の開始から終了までの時間を棒状で表現した工程表。「棒状工程表」とも。

PERT[パート]
Program Evaluation and Review Techniqueの略。プロジェクトを効率よく運営するため、ネットワークに時間のほか人、物、金などの諸資源を工程に組み込み、原価計算との関連のもとに計画・管理するシステム。

バナナ曲線
縦軸に工事の出来高率、横軸に工期消化率をとり、過去の複数の同種工事をプロットしたときにできるバナナの形状をした領域。工事の進捗度合いの良否の検討に用いる。「バナナカーブ」ともいう。

パレート図
QC7つ道具の一つ。事故、手戻り工事、クレームなどの件数や損失金額について、原因別・現象別にデータを取り、多い順に棒グラフとその値を累計した折線グラフで表した図。

半自由音場
音波の進行を妨げない空間を自由音場といい、それに対し地面などで半空間を占められた場合の空間をいう。

バール
重い物を持ち上げる場合、そのものの下に差し込んで、てことして用いる鉄製の工具。

パイプサポート
スラブ・梁などの型枠を支える支柱。略して「PS」。「サポート」「鋼管支柱」とも。

ハイワッシャー
高圧洗浄機のこと。高圧ホース、ノズルガンを通して噴射洗浄する機械。舗装路面・コンクリート打継ぎ面の洗浄、その他各種機械の洗浄に使用。

馬鹿棒
高さや幅の測定に工事現場にある木切れを利用して物差し代わりに使う棒。

箱抜き
コンクリート打設後の機械据付け用アンカーボルトの取付けやダクト貫通の目的で、あらかじめ木で作った箱などを型枠に取り付けること。

箱番
工事現場に仮設される監督員や係員のための小型の詰所、または簡単につくった作業員のための休憩所や道具置場のこと。

肌落ち
掘削または切り取った面の表層の土砂や岩の一部が自然に崩れ落ちること。

ばたくり
トラックの荷台に積んだ材料を、揚重機を使わずひっくり返すようにして地面に降ろすこと。

ハッカー
1.鉄筋を番線で結束するときに用いる工具。「くくり」「手ハッカー」とも。
2.鉄筋を常温で曲げ加工したり、台直しするときに用いる工具。

バックホー
地盤面よりも低い部分の掘削や、水中における掘削に適したショベル系の掘削機械。パワーショベルと同程度の掘削能力を有しているため、硬い土の掘削作業に適する。「ドラグショベル」ともいう。

バッチャー
モルタルおよびコンクリートをつくるため、セメント・骨材・水などの自動計量装置を備えたコンクリート製造設備。バッチャープラントのこと。

パッチング
アスファルト舗装の表面に局部的なひびわれやはがれによる破損が発生した場合、またはコンクリート構造物の施工中・施工後に局部的なジャンカ、はらみ、クラック、破損などが発生した場合に、その不良部分の影響範囲までを取り除き、新しい材料で修理すること。

跳ね付け
人力掘削で、掘削位置より1段高い所へ土を跳ね上げて移動させる作業のこと。

幅木
作業足場の通路・階段部や開口部で、手すりの下部に設ける板材。

孕む
コンクリート打設の際、その圧力で型枠がふくれ出ること。

パワーショベル
1.土工事用掘削機の一種。バックホーとは逆にバケットが上向きに付いており、下から上にすくうように掘削する。機械の位置より高い所の掘削に適す。
2.バケットの交換できる油圧ショベル。バックホーとして使われることが多い。

パンク
コンクリート打設の際、コンクリートの圧力によって型枠が破壊してコンクリートが流れ出ること。

番線
型枠材の組立てや足場の架設に使用する結束用のなまし鉄線のこと。

番割
職長が作業開始前に作業貝の役割分担をすること。

 

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