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朝顔(あさがお)
1.練り上げたコンクリートを現場で受ける広口の道具。 2.工事現場で道路上などに物が落下するのを防止するため、構造物の側面に設置する傾斜した防護壁。

アジテーター
コンクリート混練後、コンクリートが固まらないようにかくはんする装置。

圧送管
コンクリートポンプ車から打設位置まで、コンクリートの通路として配置される鋼管。

アルカリ骨材反応
セメント中のアルカリ成分と特殊の骨材が化学反応を起こし、コンクリートにひびわれなどを引き起こす現象。

アルカリ総量
コンクリート中のアルカリ量を表す指標。

アーチスライドセントル
トンネルの覆工に用いられる移動式型枠。

アーチスライドセントル
トンネルの覆工に用いられる移動式型枠。

相鳴り死圧現象
発破孔同士が接近している場合、前後の爆発圧力を受けて爆薬が圧縮され爆ごうしなくなる現象。

明り
トンネル坑外のこと。坑外作業を明り作業という。

あがり発破
発破作業時の発破ずりをまったく処理せずに、次の作業グループにまわすこと。

上げ繋
のみ先を上に向けて削孔すること。それによって削孔した孔を上げ孔という。

足付け
矢板工法の上半先進逆巻工法において、上半コンクリートの打ち継目の下部を掘削し、側壁コンクリートを打設すること。

当り取り
掘削作業において、最小巻き厚線より内空側に残留している岩魂などを取り除く作業。

あたり発破
火薬類を使用したトンネル掘削において、掘り残しが発生した場合に、残った部分に行う発破作業。

圧気推進工法
刃口推進工法に補助工法として、圧気を用いたもの。

圧着ケーブル
最終沈設函と端ブロックを接合する仮設ケーブル。

当輪
中押しジャッキの前後に取り付けて、推進管端部の応力均一化、衝撃の緩和を図る緩衝材。

後ガス
火薬類が爆発した際、高熱とともに多量に発生するガス。

後荷
トンネルの支保工や覆工が施工された後、それらに作用する土圧の増加をいう。

後普請
切羽の掘削作業により一段後方で後から追っかけていく作業。

後向き
掘削に影響のないよう、後方の保守点検、雑工事をする作業員と仕事のこと。

孔荒れ
穿孔した孔壁が自立しなかったり、スムースに穿孔できないこと。

孔曲り
ボーリング孔が中心から逸れること。

あんこ
1.火薬挿入後、発破効果をあげるため孔に充てんするこめ物。 2.左官仕上げなどで、上塗り面にはみ出た下塗り材。

アスファルト被覆式堤防
アスファルト混合物でのり面を保護された堤防で、水勢の弱い場合に作られる。

圧力安全装置
管内圧力が設計内圧の1.1倍以上にならないように設けた装置。

跡坪検収
掘った跡の坪、すなわち地山土量で検収すること。また跡坪のことを実坪ともいう。

アンカーブロック
構造物に作用する荷重を、コンクリートの重量、土圧で受け持たせるコンクリートブロックなど。

アークスタッド溶接
ボルトや丸鋼などの先端と母材間にアークを発生させ、圧着して取り付ける電気溶接。「スタッド溶接」とも。

アイドラー
直接駆動や動力の伝達に関係なく使用される歯車や車輪のこと。「遊び車」とも。

上げ床形式
浮き基礎形

遊び車
アイドラー

当盤
リベットの締付けに際し、すでに成形されている側のリベット頭を支持する金具。

当てもみ
ボルトやリベットの孔あけにおいて、添接板を母材に仮止めしてリーマーなどで正規の孔をあけること。

アニュラープレート
平底円筒タンクの底板で、外周の側板との接合部分に用いられる同心円状の板材のこと。

アンカーフレーム
鋼部材などをコンクリートの基礎上に固定する際、コンクリート中に埋め込む鋼製の枠組。

アンカーボルト
鋼部材などをコンクリートの基礎上に固定するために用いる埋込み式のボルト。

アスファルトマット
アスファルト、フィラー、砂、砕石を混合した合材を、マット状に成型しプレハブ化したもの。

油回収船
海面上に浮遊している油を回収する環境整備用作業船。

荒均し
一般に被覆石や根固め石、またこれらの基礎の天端やのり面のならし。

アンカー
海中に投げ入れ、海上、水上に浮かんでいる船などを固定するもの。

アンカーワイヤー
係留物とアンカーとを結ぶ鋼索。

アーチ橋
主構造が上向きに凸の形をしており、自重や活荷重に対して主として圧縮力で抵抗する橋梁。

アーチクラウン
アーチリブやアーチリングの頂部。「拱頂」「クラウン」とも。

アーチセントル
コンクリートのアーチリングを施工する際に用いる架設用のアーチ状支保工。

アーチライズ
アーチクラウンとアーチの両端を結ぶ線との鉛直距離。アーチの高さを表す指標。「ライズ」とも。

アーチリブ
非面状の複数アーチ部材で構成されるときの構造部材。「拱助」「リブ」とも。

アーチリング
橋幅と同じ幅の半割り円筒状の構造部材。

I形鋼[アイ〜]
アイビーム

I桁橋[アイ〜]
主桁断面形状がI形の部材を用いた桁橋。

アイビーム
I形断面をもつ形鋼。「I形鋼」のこと。

アウトケーブル
桁断面の外部にPC鋼材を配置すること。

足場式架設
支保工を用いて橋体を構築する工法。

AASHTO[アシュトー]
The American Association of State Highway and Transportation Officialsの略。アメリカ州道路交通行政官協会の通称。

圧延鋼
鋼塊をロールにかけて加工成形し、所要の断面形状に加工した鋼材。

孔びき
ボルトやリベット継手を設計する際、母材や連結板の純断面積を算出するためボルトやリベット孔の断面積を控除すること。

アンカレッジ
吊橋のケーブル端部の反力を自重でとらせるために橋梁の端部に設けられるコンクリートの大塊。

アクセス交通
目的地に到達するための交通手段のこと。一般的には、バスや二輪車など最寄りの鉄道駅への交通手段を意味するが、新交通やモノレール、鉄道新線など空港・港湾やリゾート地・ニュータウンなどへの交通手段としても用いられる。

安全側線
停車場内の2以上の列車が出入するとき、過走などの事故を防止するために設ける側線。誤って安全側線に侵入した場合、終端ストッパーの砕石などのクッションによってエネルギーを吸収する。

安全レール
車両の脱線事故が大規模にならないよう本線に沿って敷設してあるレール。降雪や落石などの危険度が高い側の反対側へ敷設する。

アンチクリーパー
列車の急停止・急発進・走行によって、縦方向ヘレールが移動することを防ぐため、レールに取り付けて滑動しないよう抵抗力を持たせるための装置。

案内軌条方式
案内軌条によって車両を機械的に案内させる方式。軌道側に設けられる案内軌条の配置から通常、中央案内方式、側方案内方式、中央溝案内方式の3種類に分類される。新交通システムの標準化仕様では側方案内方式が採用されている。

アスベスト廃棄物
飛散性アスベストを含む廃棄物。

圧縮亀裂
地すべりや崩壊時に、圧縮力により発生する亀裂。

安定型処分場
廃プラスチック類や建設廃材などを埋立処分する面積3,000平方メートル以上の場所。

アースダム
土、粘土、砂、あるいは土と岩または砂礫で作るダム。

アーチダム
水平なアーチ作用と鉛直な片持ち梁作用によって、ダム上流面に作用する荷重を側方および下方の岩盤に伝える構造のダム。

RCD[アール・シー・ディー]工法
RCD はRoller Compacted Dam-concreteの略。コンクリートの運搬はダンプトラックやインクラインで、締固めは振動ローラーで、打設は堤体を水平面全体を数ブロックに分けて行い、コンクリートダムの施工の合理化を図る工法。

RPV[アール・ピー・ブイ]
Reactor Pressure Vesselの略。
原子炉圧力容器

アスファルト遮水壁
水密性、たわみ性、変形追従性、耐久性など、アスファルト混合物のもつ優れた特性を生かした遮水構造壁。表面遮水壁工法と内部遮水壁工法に大別される。

安定液
掘削工において、孔壁の崩壊を防ぐための添加剤。壁面の状況に応じてベントナイト系とポリマー系を使い分ける。

赤水
水道や井戸の水が赤く着色すること。水中に含まれる鉄が酸化され、赤色の酸化物が生成することによる。

浅井戸
おもに自由地下水を取水する比較的深さの浅い縦井戸。

圧力式下水道
下水の移送方式の一つで、ポンプ圧送により下水を移送する方式。

イオン交換法
イオン交換樹脂、イオン交換膜などにより、水中のイオンを選択的に吸着除去する方法。

雨水管渠
分流式下水道において、家庭排水、工場排水以外の雨水を排除する管。

雨水浸透
都市化に伴う雨水の土壌浸透量の減少、河川への流出速度の増大に対処する雨水流出抑制手法の一つ。

雨水滞水池
合流式下水道において、汚濁負荷量を減少させるための施設。

雨水調整池
下流側の河川や下水道施設の流下能力が不足する場合、流出雨水を湛水し流出量調整を行うための施設。

雨水吐き室
合流式下水道において、処理場で受け入れる雨水以外を越流させ、公共用水域へ放流するための施設。

雨水升
側溝などから流入した雨水を集め、取付け管を経由して下水管へ排除するます。

AASHO[アアショー]
American Association of State Highway Officials(アメリカ各州道路行政官協会)の略称。現在のAASTHO。

AASHTO[アシュトー] American Associatio
American Association of State Highway and Transportation Officials(アメリカ各州道路交通行政官協会)の略称。

アスファルト
天然や石油の蒸留残湾として得られる渥青を主成分とする半固体、固体の黒色の粘着性物質。

アスファルト中間層
アスファルト舗装は通常、表層・基層、路盤で構成され、路床の上に築造される。

アスファルト舗装
路盤の上に築造した加熱アスファルト混合物による表層・基層で構成される舗装。

アスファルト量
アスファルト混合物中に含まれるアスファルトの質量比率。

安定処理
現状土や比較的性状が劣る材料に安定材を混合し養生をすること。

安定度
舗装の交通荷重、気象条件などによる流動変形に対する抵抗性。

アーバンリゾー
都市部に利便性だけでなく、自然や文化、健康といったアミューズメント要素を取り込んだ施設を建設するなど、都市生活者に心地よさを与える都市環境リゾート。都市型リゾートとも呼ばれる。

暖かさの指数
各月平均気温より5度引いた値を1年間の合計値とし、植物気候帯の指数として表したもの。温量指数ともいう。

アトリウム
本来は古代ローマ都市の住居入口近くの商談用の区画のこと。現在では、建造物内で吹抜け構造部に位置して設けられた庭園風空間を意味する。

アメニティー
心地よさ、快適さといった意味で、広義には都市環境や生活環境、自然環境、場所などの感じよさ、気持ちよさなどを表す。

ICE約款[アイ・シー・イー〜]
英国土木技術者協会が1945年に初版を刊行した標準工事契約条例集。

斡旋
建設工事に関する紛争処理方法のひとつ。紛争の当事者に協議の機会を与え、斡旋委員が仲介に入る。

粗利益
請負金額から工事原価を差し引いたもの。

安全費
工事施工において安全確保のためにあてられる費用。安全標識、安全施設、安全管理、安全用品などが費用に含まれる。

RPM[アール・ピー・エム]
Round Per Minute の略。1分間の回転数を意味する。1秒間の回転数はRPS[アール・ピー・エス]だが、一般的にはHz[ヘルツ]で表す。

アクティビティ
目的を達成するための諸活動のこと。ネットワーク手法においては、個々に時間見積の可能な作業を意味する。

アロー・ダイヤグラム
工程管理手法のひとつ。PERTにおける日程計画の手順図。

暗振動
目的とする振動と同時に、他の原因によって生じた振動がある場合の後者を指す。

安全衛生協議会
複数の下請業者が混在する作業において労働災害を防止するために、元請が設置・運営する協議組織。

安全衛生責任者
元請、下請の労働者が50人以上作業するとき、統括安全衛生責任者との連絡・調整などの業務を行う下請の責任者。

暗騒音
目的とする騒音と同時に、他の原因よって生じた騒音がある場合の後者を指す。

アースオーガ
場所打ちコンクリート杭やPCパイルなどの工事で、地中の穿孔に使用する機械。シャフトで吊り下げたスクリューの刃先が回転して穴を掘る。

アールを付ける
丸みをつけること。円の半径を表す記号「r」に由来。

相吊り
2台のクレーンで重量物を吊り上げること。同一規格のクレーンを使用することが望ましい。「共吊り」とも。

相番
1.作業をともにする仲間、相棒。 2.異なる職種の作業者が共同で作業すること、またはその場合の相手方。 3.2交替制で作業する場合の相手方の作業グループ。

アイランプ
反射鏡を内部に備えた電球。仮設用の投光器や写真撮影時の照明などに用いる。

アウトリガー
トラッククレーンなどで、吊り荷による転倒を防ぐための支えとして、車体から腕のようにはね出す部分。

空き
1.平行な鉄筋の表面間距離の最小値。純間隔。 2.製作誤差や施工誤差を吸収するため設けるすき間。「逃げ」とも。 3.部材を繰り返しセットする場合の部材間の間隔。

上げ越し
1.型枠などを組むとき、打設されるコンクリートの重量による型枠のたわみなどを見込み、あらかじめ型枠を上げめに組み立てること。そり。キャンバー。 2.トンネルエ事で勾配が足りなくなるのを考慮して切羽を少し高めに掘り進めること。 3.沈下を考慮して少し高めに盛土すること。

麻心(あさしん)
ワイヤーロープの中心にある心に繊維を使用したもの。軟らかいので玉掛け用によく用いられる。

足場
工事用に組み立てる仮設の作業床、作業員通路などのこと。

足場板
仮設通路や作業床に用いる板。長さ4m、幅24cm程度のもの。

遊び
1.接合部などに緩みがある状態。 2.間隔にゆとりをもたせた状態。 3.職人が仕事にあぶれること。

アタッチメント
クローラークレーンや油圧バックホーに取り付けるバケットやブレーカー。

当り
1.じゃまな出っ張り。後に続く作業に支障となる突出部分を除去することを「当りを取る」「当りとり」などという。 2.モルタルの仕上げ面の定規になるように、あらかじめ部分的に塗ったモルタル。

あばた
ジャンカ

アバット
橋梁の両端にあり、上部工からの荷重や背面からの土圧を支持する下部構造物。「アバットメント」の略。「橋台」とも。

アバットメント
アバット

歩み板
仮設用の通路や作業床に架け渡す道板のこと。足場板と同じ意味で用いることもある。

アレスター
 雷などによって電力系統に生じる衝撃的異常電圧を瞬時に放電し、機器の絶縁破壊を防止する華軍。「避雷器」とも。

 

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