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被圧水頭
被圧地下水における地下水位のこと。

P波速度
地震によって発生する弾性波のうち、P波(縦波)の伝播する速度のことで、岩盤などの強度を示す指標となる。S波速度の約1.7倍。

ビショップ法
斜面安定解析の円弧すべり円法の一つ。すべり土塊の鉛直スライス間でも力のつり合いを考えている点が特徴。

歪み制御
土のせん断試験の際、供試体への荷重の加え方を一定速度で連続的にひずみ、変位を増加していく方法。これによりピーク強度が正確に求められる。

左ずれ断層
横ずれ断層のうち、向こう側が左側方向に動く断層のこと。日本における代表的なものとして、阿寺断層、梶尾谷断層(いずれも糸魚川─静岡構造線の中央部に位置する)などがある。

非排水剪断強さ
粘土に通常の速度で載荷すると、透水性が低いため非圧密非排水状態でせん断破壊する。そのときのせん断強さのこと。

表面波
地震や交通・機械振動が原因で発生する、地表面に沿って伝わる波動のこと。振動のエネルギーが地表面付近に集中するのが特徴。レイリー波やラブ波などが代表的。

ピーク流量
ハイドログラフのピーク値。貯水池の余水吐き、河川の通水能力、ダムの操作などにおいて重要となる。

非定常流
空間内の任意の1点における流速、圧力などの流体力学的物理量が時間とともに変化する流れのこと。

ピトー管
流水中で流速を測定する装置。流れに向かって開口している動圧管の水頭から、管理面に開口している静圧管の水頭を差し引いた速度水頭をもとに流速を求める。

非ニュートン流体
ニュートンの粘性法則が成り立たない流体。ずり応力が増大すると見かけ粘性率が減少するものを擬塑性流体といい、逆に増加するものをダイラタント流体と呼ぶ。この他ビンガム流体などがある。

表面張力
常にその表面を可能な限り小さくしようとする液体の性質のこと。もともとは液体分子間の引力による力。

秤量型雨量計
貯留びん、スプリング秤などを用いて降雨量を測定し、連続的に記録する装置。雪やあられのような固形物の場合も測定できる。

費目
見積や実行予算、原価管理などにおいて、支出費用を分類した名称。支出先や項目別に名称が定められている。

標準請負契約約款
標準的に共通して使える工事請負契約約款。公共工事では公共工事標準契約約款、民間工事では民間建設工事標準請負契約約款(甲)(乙)、四会連合協定工事請負契約約款、下請契約では建設工事標準請負契約約款など。

標準仕様書
特定の好手や工事について、基準となる事項を定めたもの。

PQ[ピー・キュー]
pre-qualificationの略。海外工事などにおいて発注者が入札前にあらかじめ行う応札者の資格審査。

PDCA[ピー・ディー・シー・エー]
plan、do、check、actionの略。管理の手順を図などにし、業務を遂行するときに「PDCAを回す」と表現。「管理のサイクル」とも。

引渡し
請負契約によって完成した土木工事物を請負人が発注者に引き渡すこと。

ヒストグラム
QC7つ道具の一つ。製品の品質状態が定められた値(規格値)を満足しているかなどを判断する場合に用いる図。

標準歩掛り
汎用的な各種の工法において標準的に用いられる機械、労働力、材料などの組合せによる標準的な生産能力、適用範囲などを定めたもの。

品質管理
品質の不良発生の予防、品質検査の実施、品質不良に対する適切な処置、および再発防止に関する一連の活動。クオリティコントロール、略して「QC」ともいう。

品質保証
品質が所定の水準にあることを保証すること。工事でいえば構築物などが発注者の要求に合致するよう営業・設計・施工などの各部門が組織的・体系的に保証のための活動をすること。略して「QA」ともいう。

PS[ピー・エス]
pipe supportの略。>>パイプサポート

火打ち
梁、桁、土台などが直交する水平部材を補強するため水平に入れる斜め材。

控え
直立する構造物、部材、機械装置類の傾斜や倒壊を防ぐ支え。

ピッチング
1.トンネル軸方向の上下蛇行。
2.船や浮函などの浮体物が長手方向に揺れること。

びり
砂利の中に混入している砂や小砂利。

 

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