を

 ----------【土木用語(そ)】---------- 建設用語(そ)はこちら

走向
地層面や割れ目面など平面における3次元の姿勢の表示方法。傾いた面と水平面との交点にできる直線の方向。面と水平面との鉛直方向の交角を傾斜角といい、走向と傾斜で面の方向を特定することができる。

走向曲線
地層面、断層面と水平面との交線。

層別沈下計
軟弱地盤における各層の沈下量を測定する柱状の埋設計器のこと。沈下素子式沈下計のようなラジオアイソトープや電磁作用を利用した方法、クロスアーム式沈下計などの機械的方法によるものがある。

側圧
山留め壁に作用する水平方向の荷重の総称。土圧、水圧のほか、通行車両の上載荷重や、近接する構造物により作用する地中応力の水平成分を加えたものをいう。

即時沈下
軟弱地盤上に盛土した際、載荷とほぼ同時に生じるせん断変形による沈下のこと。飽和粘土では即時沈下のあと長期にわたって圧密沈下が続く。

速度検層
孔内において、ボーリング孔を利用し超音波を発振する発振源と、これを受振する受振器を一定間隔に置き、その間の伝播速度を測定し、岩盤の硬さ、亀裂などの状況を調べる物理探査法の一つ。

塑性限界
練り返した細粒土のコンシステンシー限界のうち、塑性状態と固体状態との境界の含水比。

塑性指数
練り返した粘性土が塑性を示す含水比の範囲。液性限界と塑性限界との差で求められる。

塑性図
縦軸に塑性指数(PI)、横軸に液性限界(LL)を表し両者の関係を示す図で、粘性土の分類に広く利用されている。図上にプロットされた点で、土の圧縮性、透水性、塑性限界付近の硬さ、乾燥強さの程度が推定できる。

総合単位図
洪水記録の乏しい河川に対し、単位図法を適用するために作成する図。単位図の形を規定する要素のうち、ピーク到達時間、および減水定数を地域特性の関数としてあらかじめ表しておくことによって洪水記録の不足を補う。

相似則
2つの現象が力学的に相似になるための必要条件を示す法則。実物と模型の流れが同一の条件を満たすとき、両者は力学的に相似であるといえる。

層流
隣り合った流体層が、互いにすべり合い秩序正しく流れる流れのこと。粘性が大きい流れや流速が小さい流れなどレイノルズ数が小さい場合は、このような流れになる。

掃流速
移動床開水路において、流水と床面構成物質とを分ける面に、流れにより引きおこされるせん断応力が作用する力のこと。

速度ポテンシャル
渦なしの流れにおけるスカラー関数。この微係数を求めることによって、任意の方向の流速成分が得られる。

粗度係数
水路壁面の水理学的な粗度を与える係数のこと。

損失雨量
地上に降った雨のうち、表面に流出するものを有効雨量というのに対し、その他を損失雨量という。

造標
周辺から測点を見わたせるように測標を作成すること。

測量杭
測量において、測点の目印として埋設したり打ち込んだりする杭のこと。

総価請負
>>総価契約

総価契約
工種別の内訳を定めず、総額を請負金額とする契約。「総価請負」「一式請負」「一式契約」「定額請負」「ランプサム契約」とも。

損益分岐点図
一定時間内の出来高と原価および利益の関係を表す図表。1日当たり・1カ月当たりの出来高の採算性をチェックできる。「利益図表」とも。

損耗費
建設機械や仮設材などが作業対象である土や岩などに接触して起こる破損・消耗に要する費用。

測定成分
測定された振動をx、y、zの各座標へ投影させて表したもの。

 

 

 ページ上に戻る