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パーシャルプレストレス
設計荷重によって生じる引張方向の応力度が有効プレストレスよりも大きい場合の、コンクリートに発生する引張応力度を許す設計方法によるプレストレストコンクリート構造。

バーベンダー
鉄筋を所定の曲率半径で曲げることのできる加工機。

配筋図
コンクリート構造物の中の鉄筋の直径、寸法、位置などを表した図面。

配合強度
コンクリートの所要の強度を得るらめに、大きめに余裕をみて設定したコンクリート強度。

ハイパフォーマンスコンクリート
高い付加価値を持つコンクリートのこと。

バイブレーター
電動式振動装置を内蔵するコンクリート締固め用機械。

配力筋
擁壁や一方向スラブにおいて、主鉄筋に直角に配置される鉄筋。「配力鉄筋」とも。

配力鉄筋
>>配力筋

バケット
コンクリート打込み時に使用するコンクリート運搬用容器。

端太
>>端太角

端太角
型枠を押さえたり、物を仮置きしたりするために用いる木材。「ばた」とも。

研り
たがねやブレーカーでコンクリートの表面近くを削り取ること。

ハンチ
コンクリート部材端に、部材高さの連続的な増加部分で、テーパー状のもの。

背圧
トンネルエ事において、注入作業をしたときに、注入箇所より離れた所で注入圧力が発生するもの。

パイプルーフ工法
支保工の外周をボーリングしてパイプの列によるルーフを形成させ、掘削と同時にパイプを支保工で支持しながら掘削する工法。

パイロットトンネル
本坑の掘進に先立ち、本坑断面内や本坑周辺の断面外に掘削する小径のトンネル。「先進坑」とも。

パイロットボーリング
>>先進ボーリング

パウダー
泥水シールドにおいて使用する粉状の加泥材の一種。

馬鹿孔
心抜き発破の際、自由面を多くするために心抜き孔のほかに掘る副孔。

刃口推進工法
推進管の先端に刃口を装備して掘進する工法。

パターンボルティング
ロックボルトをあらかじめ決められた配置と長さによって打設すること。

バックブレーク
余掘り。「オーバーブレーク」とも。

発破掘削
爆薬を用い掘削する方法。

発破長
一回の発破により起砕し掘削する長さ。「一発破進行長」とも。

発破パターン
地山等級ごとに定め、穿孔位置、穿孔長、穿孔数、装薬量、起砕方法などを標準化したもの。

跳ね返り
吹付けコンクリートが付着せずに落下、または肌落ちすること。

はびろ
木矢板の加工を行うときに使用する小型の斧。

払い助
トンネル掘削工事における発破作業で、掘削断面より1段手前の発破孔。

払い発破
心抜きを行った切羽で、心抜き以外の発破。

バラスト
乾舷調整、沈設のための荷重材。

はらみ出し
トンネル掘削後、支保および地山が、掘削した内空側に押し出してくる現象。

バルクヘッド
1.切羽側と操作側を仕切る仕切り。
2.函体の曳航、沈設時の浮力確保のために函体端部の開口部を一次的にふさぐ仮壁。

盤下げ
トンネル掘削断面の下部、または路盤面下を掘削し、所定の高さに切り下げること。

バントン
立坑内のエレベーターガイドやパイプなどを取り付けるために、立坑壁に両端を埋設した型鋼。

反力受けセグメント
立坑内でシールド機を発進させるために反力受けとして使用するセグメント。

廃堤
人工的、あるいは自然に河道が変わったため不要となった堤防。

破壊靱性値
亀裂を含んだ材料の耐荷能力、塑性変形能力として定義され、静荷重下で弾性挙動するときの限界応力拡大係数で表す。

羽衣堤
広い川幅を有する河川の表側に耕地が多い場合に、本堤から下流に向かって著しく傾斜している堤防。「付流堤」とも。流れにほぼ直角に設けられた堤防は「横堤」。

バック堤
河川の合流部において、支流の堤防を本川によって定まる計画高水位に合わせて高くした堤防。

ハドソン式
波力を受ける斜面を被覆するための捨石、または異形コンクリートブロックの所要重量を算定する式。

腹付け
現在ある堤防の幅を広げる築堤工事。川表側に拡幅する場合を「表腹付け」、川裏側に拡幅する場合を「裏腹付け」、川表、川裏の両方に拡幅する場合を「両腹付け」という。

バンデッドパイプ
特に高落差に使用する水圧鉄管。

坂路
堤防の天端や小段を道路として兼用する場合に、堤防に接して設けられる坂道のこと。

パイロットホール
>>基準孔

曝気
>>エアレーション

バラスト水タンク
タンカーが空のとき、揺れを防ぐために船倉に積み込む水を貯蔵するタンク。

バージ積込み式ポンプ浚渫船
>>舷側積込み式ポンプ浚渫船

バース
船舶が接岸、係留し、荷役などを行う所定の場所。「船席」とも。

排砂管
ポンプ船で浚渫した土砂を埋立地、処分場まで輸送する管路。

ハイブリッドケーソン
高強度の鉄板と海水に対して安定性の高いコンクリートを合成した部材で構築したケーソン。

泊地
船舶を安全に停泊、係留し、円滑に操船、荷役を可能にする水域。

バケット浚渫船
バケットラインを船体に装備し、土砂を連続的にすくいあげる浚渫船。

鉢巻き
ケーソンの直立壁頭部内周に付けた張出し部。「頭部補強」とも。

バックホー浚渫船
バックホーと呼ばれる油圧ショベル型掘削機を搭載した俊喋船。

発電船
海上遠隔地における工事の電源に供するために、発電機を設置した船または台船。

波浪のスペクトル
1.波の周期別エネルギー頻度分布。「エネルギースペクトル」「パワースペクトル」とも。
2.波の周期別波高頻度分布。B波の方向成分頻度分布。「波の方向スペクトル」とも。

ハイアムアンカー
斜張橋斜材ケープルの定着工法の一種。

パイロットロープ
吊橋などの主ケーブルの張り渡し作業を誘導するために、所定位置の近くに張り渡しておくロープ。

ハウトラス
橋梁の自重に対して圧縮材になるような方向に斜材を配置した左右対称のトラス。

箱桁
断面が中空の箱形状閉断面の桁。「ボックス桁」ともいう。

箱桁橋
箱桁を主桁に用いた橋梁。

発散振動
構造物の振動がある風速を超えると発散的に大きくなる振動。「自励振動」とも。

バフェッティング
>>ガスト応答

パラレルワイヤーストランド
>>平行線ストランド

張り出し
片持ち梁状態にせり出していること。

ハンガー
>>吊り材

パンチングシアー
集中荷重やそれに類似する荷重により板状コンクリート部材に生じるせん断力。「押し抜きせん断」とも。

パイプの更生方法
腐食などで老朽化したパイプを補修・補強する工法。管の内面をコーティングする方法と、フレキシブルホースを挿入する方法などがある。

パイプライン
原油、ガス、上下水道など流体の安全かつ経済的な輸送手段の一つ。

廃油処理施設
廃油のうち、主に生体に有害な鉱油を処理する施設。

バックウォーター
>>堰上げ背水

発電原価
発電所が発電するための総費用。耐用年数中の単位電力量(kWh当たり)で示される。

バットレスダム
ダム面とそれを支えるバットレスからなるダム。。

張石工
防波堤や河川の堤防などの保護のために行われる、石によるのり面整形のこと。

波力発電
波のもつエネルギーを利用する発電。

バルブ(ダム)
流量調節と減勢を行うため、放流管の中問部や下流端に設置する装置。

半減期
原子燃料などの放射性物質が崩壊して、放射能の強さがもとの1/2になるまでの時間。

半地下式原子力発電所
大部分が岩盤に埋設され、その上部の一部が地上に出ている原子力発電所。

排水基準
水質汚濁防止法で定められた基準。

配水池
水道使用量の時間的変動に対応するため、処理した水道水をためておく池。

配水塔
給水量、給水圧力を調整するために塔状に設置した水槽。「貯水塔」とも。

排水升
宅地や道路の排水を下水本管へ接続する途中に維持管理のために設けるます。

パーク・アンド・ライド・システム
道路ストックの有効利用と公共交通機関の利用促進を目的とする乗り換え施設の整備手法。

パーソントリップ調査
都市圏における総合交通体系を計画立案するための基礎資料を収集する調査。

配合設計
舗装用混合物の使用予定材料を使い、所定の品質、アスファルト量、セメント量などを決定すること。

排水性舗装
表層または表層・基層に、空隙率が15〜25%程度の開粒度タイプの混合物を用い、下層を不透水層とするアスファルト舗装。

薄層オーバーレイ
摩耗によりわだち掘れが生じたコンクリート舗装の補修工法。

橋枕木
鋼橋梁無道床に使用する木枕木のこと。

半擁み性舗装
開粒度タイプのアスファルト混合物による舗装の空隙に、浸透用セメントミルクを注入し固化させる工法。

廃アルカリ
廃ソーダ液、廃金属石けん液などのアルカリ性の廃液。水素イオン濃度指数(pH)8.6以上。

煤煙
燃料などの燃焼で発生する硫黄酸化物、はい塵、塩素、カドミウム、鉛、フッ化水素など。

灰固化設備
焼却灰などの飛散性廃棄物を水硬性セメントで固形化する設備。

廃酸
灰硫酸、灰塩酸、灰有機酸などの廃液。水素イオン濃度指数(pH)が5.8以下。

煤塵
大気汚染防止法で定められたばい煙発生施設や、紙くず、廃油などの焼却施設で発生するばい塵。

排土工
斜面の安定を図るために、土塊を取り除くこと。

パイプ歪み計
中間パイプにひずみゲージを取り付け、地中に挿入し地中の滑り面の位置を検地する計測器。

廃プラスチック
合成高分子化合物にかかわる固形状、液状のゴミ。

破砕施設
廃棄物の中間処理施設。

破砕線
節理や層理などが集中した部分、または小断層地層の走行方向に延びる凹地形が1マイル以下の連続性のある地形を表す線状模様。

破砕帯
地殻変動により破砕、圧砕された岩石が帯状に集まっている層のこと。

パーゴラ
柱と棚からなる構造物で、公園など屋外に日陰を作るために設けられたもの。休憩場所、見晴し台となるような位置に設けられる。

伐開除根
工事区域内の草木を切り開き、樹木の根株を掘り起こして取り除くこと。重機などの土工事を行う場合、前もって行う。

バーチャート
縦軸に作業項目や工種、横軸に時間をとり、各作業の開始から終了までの時間を棒状で表現した工程表。「棒状工程表」とも。

PERT[パート]
Program Evaluation and Review Techniqueの略。プロジェクトを効率よく運営するため、ネットワークに時間のほか人、物、金などの諸資源を工程に組み込み、原価計算との関連のもとに計画・管理するシステム。

バナナ曲線
縦軸に工事の出来高率、横軸に工期消化率をとり、過去の複数の同種工事をプロットしたときにできるバナナの形状をした領域。工事の進捗度合いの良否の検討に用いる。「バナナカーブ」ともいう。

パレート図
QC7つ道具の一つ。事故、手戻り工事、クレームなどの件数や損失金額について、原因別・現象別にデータを取り、多い順に棒グラフとその値を累計した折線グラフで表した図。

半自由音場
音波の進行を妨げない空間を自由音場といい、それに対し地面などで半空間を占められた場合の空間をいう。

バール
重い物を持ち上げる場合、そのものの下に差し込んで、てことして用いる鉄製の工具。

パイプサポート
スラブ・梁などの型枠を支える支柱。略して「PS」。「サポート」「鋼管支柱」とも。

ハイワッシャー
高圧洗浄機のこと。高圧ホース、ノズルガンを通して噴射洗浄する機械。舗装路面・コンクリート打継ぎ面の洗浄、その他各種機械の洗浄に使用。

馬鹿棒
高さや幅の測定に工事現場にある木切れを利用して物差し代わりに使う棒。

箱抜き
コンクリート打設後の機械据付け用アンカーボルトの取付けやダクト貫通の目的で、あらかじめ木で作った箱などを型枠に取り付けること。

箱番
工事現場に仮設される監督員や係員のための小型の詰所、または簡単につくった作業員のための休憩所や道具置場のこと。

肌落ち
掘削または切り取った面の表層の土砂や岩の一部が自然に崩れ落ちること。

ばたおろし
>>バタクリ

ばたくり
トラックの荷台に積んだ材料を、揚重機を使わずひっくり返すようにして地面に降ろすこと。

ハッカー
1.鉄筋を番線で結束するときに用いる工具。「くくり」「手ハッカー」とも。
2.鉄筋を常温で曲げ加工したり、台直しするときに用いる工具。

バックホー
地盤面よりも低い部分の掘削や、水中における掘削に適したショベル系の掘削機械。パワーショベルと同程度の掘削能力を有しているため、硬い土の掘削作業に適する。「ドラグショベル」ともいう。

バッチャー
モルタルおよびコンクリートをつくるため、セメント・骨材・水などの自動計量装置を備えたコンクリート製造設備。バッチャープラントのこと。

パッチング
アスファルト舗装の表面に局部的なひびわれやはがれによる破損が発生した場合、またはコンクリート構造物の施工中・施工後に局部的なジャンカ、はらみ、クラック、破損などが発生した場合に、その不良部分の影響範囲までを取り除き、新しい材料で修理すること。

跳ね付け
人力掘削で、掘削位置より1段高い所へ土を跳ね上げて移動させる作業のこと。

幅木
作業足場の通路・階段部や開口部で、手すりの下部に設ける板材。

孕む
コンクリート打設の際、その圧力で型枠がふくれ出ること。

パワーショベル
1.土工事用掘削機の一種。バックホーとは逆にバケットが上向きに付いており、下から上にすくうように掘削する。機械の位置より高い所の掘削に適す。
2.バケットの交換できる油圧ショベル。バックホーとして使われることが多い。

パンク
コンクリート打設の際、コンクリートの圧力によって型枠が破壊してコンクリートが流れ出ること。

番線
型枠材の組立てや足場の架設に使用する結束用のなまし鉄線のこと。

番割
職長が作業開始前に作業員の役割分担をすること。

 

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