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 機械継手
カップラー継手やスリーブ継手のように、金物を介して2本の鉄筋を接合するもの。

キャンバー
コンクリートの打込み時やその後のクリープなどによる沈下を考慮し、あらかじめ部材軸心などの鉛直位置を高くとっておくこと。

キンネン
側板が開く滑車。

キーセグメント
セグメントリングは、A型・B型セグメントを組み立てた後に、下方よりテーパーのないK型セグメントを組み立てるが、そのK型のこと。

キックアップ
覆工コンクリート打設時に打設パイプを用いる場合、支保工のクラウン部に直線部を設けること。

キブル
立坑掘削でずり搬出用に使用される搬器。「キブルバケット」とも。

気泡式
泥土圧シールドエ法において、添加材として気泡を注入しながら掘進する工法。

逆解析
トンネル内空の変位から地山の特性を推定する方法。

球面タイプ
急曲線対応シールド機中折装置部分の、前胴と後胴の接合部分の加工形状。

キュレン
>>みみかき

曲線推進工法
カーブ推進時、先行管と後方管の外側に隙間を発生させ、その目地に均圧環、くさびを挿入し元押しジャッキにより推進する工法。

切羽
トンネル掘削の最先端筒所。「切端」とも。

切羽バイパス
手動バルブ操作により、にシールド機の手前でバイパス運転ができる機構。シールドバイパス、マシンバイパスとも。

逆流堤
本川からの逆流を防止するために、支川の堤防を本川の堤限に準じて高くした堤防。

球形分岐
Y形分岐管に対して、球によって分岐部を作り、水圧を球殻で受けもつ構造の分岐管。

球形分岐補強環
球形分岐管において、球殻と円筒との交差部を補強するためのリング。

魚道
人工的に設置される魚類の通路。

気孔
>>ブローホール-1

基準孔
ボルトやリベット接合の鋼材の組立て時、接合材片の孔合せのための基準となる孔。「パイロットホール」とも。

脚柱
橋梁などの上部構造物を支持する柱状の構造物。

脚長
すみ肉溶接の断面で、ルートから止端までの距離のこと。

逆歪み
あらかじめ溶接ひずみによる変形を打ち消すように逆方向のひずみを与えておくこと。あるいはその逆方向のひずみそのもの。

球形タンク
液化ガスの貯蔵タンク形式の一つ。球形の密閉容器とその支持支柱とで構成される。

給水塔
給水区域内に配水池を設ける適当な高所が得られない場合に設置される塔状の給水施設。

切欠き脆性
鋼材が、溝、亀裂、溶接欠陥など断面急変部の衝撃力でもろく破壊する現象。

起重機船
起重機を備え付けた専用船。

艤装
航海、回航、曳航などに必要な設備や装置を取り付けること。

喫水
船体やケーソンなど海洋浮遊物の水面下に没している部分の、水面からの最大垂直距離。

給水船
作業船などに水を供給する専用船。

凝集剤
粒径が小さく、自然沈殿のみでは十分な沈殿効果が得られない場合に、見掛けの粒径を大きくし沈降を促進する添加剤。

逆ランガー橋
アーチの機能はランガー橋と同じで、アーチ部分を下側にしたタイプの上路橋。

逆ローゼ橋
アーチの機能はローゼ矯と同じで、アーチ部分を下側にしたタイプの上路橋。

キャットウォーク
1.作業用に設けた狭い通路。 2.吊橋でケーブル上の、またはケーブルに沿った下側の架設用吊り足場。 3.一般の橋で通路の端に設けられる作業通路。 4.ダムの中腹外面に設けられる通路。

ギャロッピング
風によって生じる構造物の発散振動のうち、風向と直角方向に振動するもの。

球面支承
接触面がそれぞれ球面となっている一対の凹凸で構成される支承。

橋座
橋脚や橋台において、上部構造を支持するための支承を据え付ける面。「シュー座」とも。

橋床
活荷重を直接支持する橋の床版と舗装部分。デッキ。

橋側歩道
鉄道橋において橋の側端部に設ける保守点検用通路。

橋台
橋梁の両端部で橋体を支えるコンクリート躯体。

拱頂
>>アーチクラウン

拱肋
>>アーチリブ

曲弦トラス
上下弦材の一方、もしくは両方が全体として曲線状になっているトラス構造。

曲線橋
平面的に曲線形状になっている橋梁。

キルド鋼
鉄鋼の分類のうち、フェロシリコンなどの脱酸剤を用いて処理した鋼。

軌間
レールとレールの間の最短距離のことで、JRの在来線では1,067mm、国際的には1,435mmが多い。これを標準軌間といい、これより広いものを広軌、狭いものを狭軌という。

軌間ゲージ
軌間を測定するための器具。主に保線作業に使用され、軌間の測定のほか左右レールの高低およびカント、スラックなどの測定に用いられる。

キスアンドライドシステム
最寄りの駅やバス停留所まで自家用車などで送迎してもらい、公共交通機関を利用する方法。パークアンドライドシステムに似ているが、駅周辺の駐車場が不足している日本ではこの方法のほうが一般的。

軌道整備基準
保守・点検・保線作業を行う際の整備基準。乗り心地・軌道の狂い・枕木間隔の狂いや露出・レール・分岐器などの保安に関して定められているもの。

軌道中心間隔
並列して敷設されている2つの軌道中心線間の距離。横ぶれなどによる軌道上での相互の車両接触の防止、保線作業や待避に必要な軌道中心線間の距離をいう。一般的に、在来線の直線区間では3,800mm以上。3線以上の場合は隣接する1つは4,500mm以上とする。

軌道パッド
レールと枕木の間に設置する、天然ゴムまたは合成ゴムを主成分とした黒色加硫ゴム。弾性をもたせレールのくい込みを防止し、高さ調節と緩衝を主目的としている。

軌道法
路面電車(道路上に敷設する軌道)を対象に、事業の実施や変更において必要となる許認可の内容を定めている。細則については、軌道運輸規定や軌道建設規定、軌道運転規則などの省令を用いている。

軌道保守
整備基準により軌道の整備を行うこと。レールの高低、通り直し、締結装置などの点検整備を行い、列車の安全かつ快適な運行を図る。

軌道用水準器
左右レールの水準狂いおよびカント量の測定に使用する測定器。ゲージの中央部に気泡と目盛板が付いている。

基本レール
ポイント部を構成する主要なレールのことで、トングレール(分岐器先端の左右同時に動く部分)が密着する部分の本線レールをいう。

木枕木
木材でできている枕木。並枕木、橋枕木、分岐枕木、短枕木などの種類がある。近年一般部では、主にPC枕木が使われているが、鋼橋梁・分岐器・仮線などには現在でも木枕木が使われている。

木枕木用締結装置
木枕木にレールを締結する装置。犬釘、ねじ釘、ばね釘、軌道パッド、タイプレート、スプリングクリップ、ボルト、ナットなどすべてをいう。

狭軌
>>軌間

橋上ガードレール
橋梁上やその近くで車両が脱線した場合、逸走して転覆、転落しないように誘導するための設備。本線レールに沿って敷設されている。

基礎処理(工)
グラウチングによって基礎岩盤の変形、強度、止水効果を上げること。

基礎捨石マウンド
割石などでつくった広場で、港湾構造物など重力式構造物の直立部となる。

気密試験
@圧縮空気貯蔵の水封式地下貯蔵などにおいて、空洞周辺岩盤での気体、液体の流通性(気密性)を試験すること。
A圧力容器に接続する継手部分やパッキングからの、液体・気体の漏れがないかどうかを検査すること。

均一型フィルダム
堤体の大部分がほぼ均一な材料で構成され、全断面をもって遮水するダム。

給水普及率
当該給水区域内の総人口に対する給水人口の比を、百分率で表したもの。

凝集沈殿
水中に懸濁している浮遊物質を、凝集剤、凝集助剤を用いて凝集させ沈殿分離すること。

基準試験
舗装工事を行う場合、試験施工による作業標準の設定などを目的に実施する試験。

基層
アスファルト舗装で上層路盤の上にあり、その不陸を整正し表層に作用する荷重を均一に路盤に伝達する役割をもつ。

機能的破損
アスファルト舗装の支持力の低下などに起因しない破損。

ギャップ粒度
アスファルト混合物の合成粒度で、600μ〜2.36mmまたは600μ〜4.75mmの粒径部分が10%程度以上の不連続粒度になっていること。

橋面舗装
橋梁床版上の舗装で、コンクリート床版および鋼床版上の舗装に大別される。

供用性指数
供用後の舗装が道路利用者に提供する性能を、破損の程度を含めた指数として下式で算出されるもの。

既往洪水実績
過去の洪水の発生場所や災害の規模などをまとめた資料。

急傾斜地
傾斜角度が30°以上の土地。

木表
見た目と安定感の良い樹木の向きのこと。

帰化植物
海外から他物に混じって、または観賞用として入ってきて、各地に逸出定着し繁殖している植物。

気象害
気象現象(霜、寒風、潮風、乾燥など)に起因する植物の生理的あるいは物理的被害。

機能植栽
生垣のように目隠しや立入り禁止などの効果を第一義として行う植栽。道路横の植樹帯は防音・防塵・遮光、海岸近くでは松林や生垣は防潮・防風・防砂の効果を発揮する。

客土
養分が少なく、排水性や通気性の悪い土壌構造で植栽をする場合などに用いられる土壌の総称。

給餌木
烏類のエサとなる実がなる樹木の総称。アオキ・サンゴジュ・ピラカンサ・イチヂク・ガマズミ・ナナカマドなどがある。

境界石
行政界や官民、民民の用地境界などを明確にするために埋設する石。

郷土植物
特定の地方を特徴づけ、代表する植物のこと。

極盛相
>>極相

極相
ある植物群落が長期間にわたり世代交代をはかりつつ安定した状態を維持しているという植物群落の遷移の最終的な姿。極盛相ともいう。

切盛り
土工事で、計画高さより高い地盤を切り、隣接する低い地盤に盛ること。

機械器具損料
機械および器具の使用料もしくは賃貸料の総称。

機械経費
施工に必要な機械の使用に要する経費。機械損料+運転経費+共通仮設費の一部(機械の組立て・解体・運搬等に要する費用)。

機械損料
機械の使用料もしくは賃貸料。

技術管理費
品質管理のための試験、出来形管理のための測量、工程管理のための資料の作成など、技術管理上必要な資料の作成に要する費用。

技術検定制度
施工技術者の質の確保・向上を図るために行う検定制度。建設業法で規定されている。

技術提案
発注者側の計画した施工法ではなく、請負人が工期・工費・安全性などの面でよりよい施工法を提案し、それに基づいて入札や工事を行うこと。

競争参加資格
各省庁が定める競争入札への参加者資格。

競争入札
>>一般競争入札

共通仮設
工事を完成させるために必要な仮の設備・作業。運搬費、仮設費、事業損失防止施設費、安全費、技術管理費など。

共通仕様書
各工事に共通して適用される仕様書。全工程にわたって材料、構造物などの品質性能や工事の進め方などが詳しく記載されている。

協定書
ジョイント・ベンチャーによる請負が、有効かつ適切に行われるために、構成員、代表者、出資割合、設立・解散時期、運営委員会、施行委員会、決算などを定め、作成された文書。

共同企業体
>>ジョイント・ベンチャー

供用日数
建設工事に使用する機械を、工事現場に拘束する日数。

金抜き
>>数量明細書

疑似矢
>>ダミー

逆2乗則
点音源から発生する音エネルギーは、球面状に広がり、音の強さは音源からの距離の2乗に反比例することをいう。

QA[キュー・エー]
Quality Assurance の略。
>>品質保証

QCDS[キュー・シー・ディー・エス]
>>施工管理の四要素

QC七つ道具[キュー・シー〜]
パレート図、特性要因図、ヒストグラム、チェックシート、散布図、管理図、層別の7つ。QCにおいて事象を客観的に整理し、法則性・規則性などを把握するために用いる。

90%レンジ
不規則で変動の大きい騒音や振動を累計度数曲線で表したとき、累計度数が5%と95%の幅をいう。

共鳴
振動系に一定の外力を加えた状態で振動数を変化させたとき、系の固有振動数の知覚で応答量が極大値となる現象。「共振」とも。

協力業者
>>専門工事業者

距離減衰
音が空気中を伝搬するとき、距離が長いほどエネルギーが低減する。振動の場合は地盤などの距離による減衰がある。

機械掘り
バックホーや各種ショベル系の掘削機械を使う掘削。手掘りに対していう。

基礎
構造物の荷重を地盤に伝えるため躯体下に設ける構造部分の総称。

技能工
鳶工、鍛冶工、大工、鉄筋工など特有の技術をもった作業員の総称。

ギムネ
木材に小さい穴をあける錐。長い軸の上端に丁字状に柄を差し込んで回転させる。現在はこれに代わり電気ドリルが普及。「ボルト錐」「南蛮錐」「もじぎり」とも。

キャスター
ローリングタワーや門扉の脚部に付いた移動用の車。

キャタピラー
>>クローラー

キャラメル
鉄筋コンクリートエ事で鉄筋の間隔、鉄筋のかぶり厚さを確保するためのスペーサーの一種。「さいころ」ともいう。

キュービクル
鋼板製の箱に収めた配電盤の総称。

キューレン
キューレットの通称。爆薬装てん穴の中を掃除するための耳かき状の器具。

橋台
>>アバット

強度率
労働災害の大きさの程度を表す指標。労働時間1,000時間当たりに何日の損失日数(休業日数)があったかを示し、強度率=(損失日数/延労働時間)×1,000で表す。

清砂
>>斎砂

切り取り
道路や宅地の造成または基礎の掘削で、山腹や傾斜面または地盤、のりなどを切り取ること。

切り投げ
自分で請け負った仕事を分割して、その一部をさらに下請に行わせること。

切り回し
工事施工に際し、支障になる道路や下水管などの地下埋設物を一時的に迂回させること。

キリン
重量物を持ち上げるのに使用する工具。ねじの回転を利用する簡単なジャッキ。「キリンジャッキ」「スクリュージャッキ」とも。

キリンジャッキ
>>キリン

キンク
ねじれたりよじれたりする状態。ワイヤーロープなどをこの状態で使用すると切れやすい。「いわし」とも。

金車
>>滑車

キンネン
>>滑車

キンネンブロック
>>滑車

 

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